『バーフバリ 王の凱旋』を見てきた話
こんにちは。はじめまして、越智といいます。
題名の通り、この度巷で噂の『バーフバリ 王の凱旋』を見てきまして、あまりにもヤバすぎて感想言いたくてブログ開設しました。
ええ、『バーフバリ 王の凱旋』のためだけにこのブログ開設しました。なのでめっちゃ不慣れ。ブログ超不慣れ。変なとこあっても許して。あと超ネタバレある。でも正直12/29に日本公開されてる映画にネタバレ?って感じですね。
基本的に二次元のオタクなので、例えがゲーム用語だったりしますがまぁわからん単語は各自ググッてください。
今後更新があるかわかりませんが、とにかくこの記事だけ読んで!そして『バーフバリ 王の凱旋』を見に行って!今のうち!!マジで見に行った方がいい!塚口サンサン劇場は15日まで上映延長って書いてたから!
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越智:このブログ書いてる人。主に漫画、アニメ、ゲームが好きなオタク。基本的に誘われれば行く、そういうタイプのオタクです。これだけわかっててもらえれば大丈夫です。私のことなんてどうでもいいので『バーフバリ 王の凱旋』を覚えてください。バーフバリ!バーフバリ!
M:舞台のオタク。なんか常に限界迎えてる。
1月30日、突然MからLINEが来ます。
※ちなみにこの直前まで、この前一緒に見に行って落ちた宝塚の話してた。
バーフバリってTwitterで最近よく見るあの映画?ってなりながら、誘われれば大体行くオタクなのですぐに空いてる日を伝えて行く日がすぐに決まりました。この時私は『バーフバリ 王の凱旋』について全然知りません。知りませんがすぐに予定を決めました。そういうオタクなんです。
きたる『バーフバリ 王の凱旋』を見る日、塚口サンサン劇場の前でチケットを買おうとして初めてまさかの二部作の二部作目であることを知りました。マジか。これ私いけるんか?
まぁなんとかなるやろ、ということでチケットを購入、近所のイタリアンでMの推しがやべー事を聞きながら(いつものこと)時間を潰し、いざバーフバリ。
いや、おもしろすぎるやろ
なんやこれ。合法映像ドラッグやんけ。
今すぐ絶叫上映行きたい。王を称えたい。王を称えよ!!バーフバリ!バーフバリ!
マジで終わった瞬間いろんな意味でおもしろすぎて涙出たんですけど、ちょっと以下その話聞いてくれます?ブログ初心者な上に語彙力ないけどよろしくね
〜『バーフバリ』とは〜
インド叙事詩『マハーバーラタ』を下敷きに、アマンドラ・バーフバリとマヘンドラ・バーフバリの二人の人間の生まれてから死ぬまでを壮大なスケールで描いたお話。らしい。調べて今知った。
『マハーバーラタ』がベースだったんだね、確かに間違いなく神話だわなありゃ。アルジュナとカルナじゃん。ランサーいないからカルナほしい。
〜登場人物〜
- アマンドラ・バーフバリ
前作(見てないけど)『バーフバリ 伝説誕生』の主人公、シヴドゥ(マヘンドラ・バーフバリ)のお父さん。育ての親がマヒシュマティ王国の国母(何回聞いてもすごい響き)で、めっちゃ人気者。戦の時は犠牲を出さないように民を守るように戦ったり、とにかく良き王子。民もバーフバリが国王になることを望んでる。荒ぶる象を収めれる位にはカリスマ持ってる。あとマジでなかなか死なない。fgoでいうカリスマEX持ちのガッツ5回スキル持ちって感じ。
- シヴドゥ/マヘンドラ・バーフバリ
川に捨てられていたシヴドゥは、実は民から支持を受けたあのアマンドラ・バーフバリの嫡男、マヘンドラ・バーフバリだった!!っていうやつ(便宜上このブログではシヴドゥと言います)。前作の終わりに出自を知って、その回想〜シヴドゥの凱旋が今作って感じ。父と母の不遇の過去を知って、マヒシュマティ王国の国王である実の叔父、バラーラデーヴァを討ち、自らが国王になることを誓う(=王の凱旋)。あとコイツもなかなか死なない。マジで死なない。カリスマA+/ガッツ3回/無敵1回って感じ。
- デーヴァセーナ
シヴドゥのお母さん。今作のヒロイン。クンタラ王国っていう小さな国の王女様。めっちゃ美人。マヒシュマティ王国の国母に啖呵切ったり、男数人相手でも勝てるくらい強かったり、権力に負けない女性。バーフバリの兄貴にめっちゃ執着されてる。
- バラーラデーヴァ
とにかくどこに居ても人を集めるカリスマEX持ちのバーフバリにめっちゃ劣等感持ってる血の繋がらない兄貴。マヒシュマティ王国の国王になりたくてしゃあないしバーフバリ殺したくてしゃあない。あとデーヴァセーナにめちゃくちゃ執着してる。
- カッタッパ
昔から王に仕えてるっぽい奴隷。父バーフバリに仕えていて、奴隷とは言いつつも良き友であり良き理解者、父親代わりのような存在。最終的にはバーフバリを裏切る形で死に至らしめる人物。前作で、最初はシヴドゥと敵対していたが、シヴドゥの顔(バーフバリ瓜二つ)を見て、父バーフバリの事について語り始める。
〜私の推しポイントを話す前にちょっと真面目な話〜
さっきからわかるように、今回私は前作『バーフバリ 伝説誕生』は一切見ず、情報も知らずに行ったし、そもそもインド映画を見るのも初めてでした。そんな状態なので、やっぱり始まる前に若干の不安はあったけど全然いけた。
・始まってすぐに5分ほどの前作のあらすじをダイジェストで教えてくれる(わかりやすい)
・わかりやすいキャラ付け
・日本語訳がわかりやすい
・歌の意味もわかりやすい
・BGMの緩急がすごくて、「今から何かが起こるぞ!」「今は悲しいシーンなんだな…」とかがわかりやすい
・お話自体がいい意味でありきたり、内容や目的がわかりやすい(神話っぽい)
という感じで、とにかくわかりやすい。明瞭。
わけがわからんダンスシーンとかもあるけどそんなん些細なもん。いける。前作見てなくても前情報なくても全然いけるから、いいから1回見てくれ。
私の推しポイント①〜スケールがでかすぎる〜
いやまぁ大体これに尽きるんですけど。
戦いにしろ、儀式にしろ、なにもかものスケールがでかい。
その中でも好きな所を挙げると、
⑴クンタラ王国にマヒシュマティ王国の兵が攻めてくるシーン
⑵バラーラデーヴァとバーフバリの戴冠式
⑶ラストのバラーラデーヴァvsシヴドゥ
です。
特に⑴はスケールがすごい。
旅の途中でデーヴァセーナに惚れたバーフバリが、クンタラ王国にお世話になってる時に、バーフバリを目の敵にしてるバラーラデーヴァがデーヴァセーナを我がものにするために結婚を持ちかけるんです。
デーヴァセーナは一方的な求婚に怒って拒否して、そのせいでマヒシュマティ王国の国母が怒って、デーヴァセーナを捕虜にしようとクンタラ王国を攻めにきます。
マヒシュマティ王国は大きな国で、クンタラ王国は小さな国なので、何せ兵が足りない。バーフバリはマヒシュマティ王国の巨万の兵に勝つために頭を働かせ、火をつけた矢を敵ではなく山の方に放ちます。すると、山の方から角に火をつけた牛たちが死ぬほど降りてきます。しかもその猛スピードで走っている牛たちの川に落ちたバーフバリは、牛と牛の間で2匹の牛の背中を支えにして耐えます。
めっちゃ笑った。ヤバくない?バラーラデーヴァは一瞬「バーフバリは死んだか?」ってニヤッてすんの。そしたら牛と牛の間で牛の背中を支えにして耐えてんの。そりゃ驚くわ。バラーラデーヴァよう笑わんな。私はめっちゃ笑った。
しかも最終的にダムをわざと決壊させて敵兵だけ流す。
水どっぱぁ〜ってなってる時どこにいたんか知らんけど、凪いだらスーッとバーフバリが悠長に舟みたいなんに乗って出てくる。
ヤバすぎる。この時点で脳内ドーパミンガバガバ出てるけどまだ全然序盤。笑い死ぬかもしれない。
⑶においてはスケールでかすぎるのとハチャメチャすぎて爆笑しまくってたんですけど、私がこの映画で一番好きなシーンがあるんですよね。
『バーフバリ 王の凱旋』がどういう映画かと言うとまあこんな映画です。このシーン観ておもしろそうと思ったら絶対に間違いなく楽しめます。さあ今すぐ椰子の木をたわませて映画館に飛べ!(6人で) #utamaru pic.twitter.com/nYcY71itqD
— Simon_Sin (@Simon_Sin) 2018年1月13日
まぁ動画見てくれたらわかると思うけど、こんなん死ぬほど爆笑するやろ。好き。
私の推しポイント②〜主要人物がなかなか死なない〜
ほんま。これほんま。
バーフバリもシヴドゥもバラーラデーヴァもマジでなかなか死なない。
最終的にバーフバリとバラーラデーヴァは物語内で死ぬんですけど、バーフバリの死に方マジでエモい。
バラーラデーヴァ軍の兵に追いかけられて、弓矢が何百本も一気にバーフバリを襲うんですけど、カッタッパを守ってめっちゃ命中するんですよね。
ここで死ぬと思うやん?死なない。生きる。最高。
で、カッタッパは国母と既に国王になっていたバラーラデーヴァからバーフバリを殺すよう命を受けてるんです。
勿論カッタッパは子供のように愛してるバーフバリを殺したりはしたくないんだけど、そこは長年王族に仕えてきた奴隷の性なのか、国母自身が手を汚す事を思うと自分が殺すことにするんですね。
昔からバーフバリとカッタッパは背中合わせで共に戦うシーンが多くて、片方から片方に剣を投げたり、それを見ないで取れたり、すごい息があってて、信頼しきってる。
つまり、カッタッパには油断した背中を見せてるわけです。
カッタッパはバーフバリから投げられて受け取った剣で敵を倒した後、背中を見せて戦うバーフバリを後ろから刺します。
バーフバリはカッタッパを信頼していたからこそ、背中から刺されて死ぬわけです。
いやめっちゃアツい。背中の傷は剣士の恥って言うけど、あんなエヌマエリシュみたいな事されても死なないのに、唯一背中を任せた相手からの一刺しが致命傷になる。エモすぎる。
ただしやっぱりなかなか死なない。息も絶え絶えになりながら、「母を頼む」って言って死んでいく。ヤバすぎる。エモすぎて普通にちょっと泣いた。
バラーラデーヴァはシヴドゥと戦って死ぬんですけど、コイツらもまぁ〜死なない。
槍が飛んできても、首を絞めた鎖が吊るされても、黄金の像が壊れるまで殴り合っても死なない。すごい。ガッツスキル何個持ってるん?
逆にコイツらどうやったら死ぬんや?って真剣に考えながら見てしまった。
最終的にはバラーラデーヴァを蒔の上に串刺しにして動けなくしてから火を放って火あぶりにするんですけど、それを見る頃(終盤)には「あ〜!なるほどね!!!」ってなる程度には知能指数が低下してました。ん?マッドマックスを見た時と同じにおいがするぞ。
〜終わりに〜
思ったまま書き連ねる形で初めての記事を書き終えました。
わかりにくいところとかもめっちゃあったと思うけど、私が思ったこととか感じたこととかはもう正直どうでもいいので後悔しないうちに映画館に『バーフバリ 王の凱旋』を見に行ってください。
見に行ってほしいってことだけが伝わってればそれでいいです。伝わってなければ今言います。
見に行け!!!!!
あとラスト 黄金の像の首、滝を落ちていく時にめっちゃ岩にぶつかってやっと割れてたけど その首、二人の人間が殴りあってる間にぶち飛んだんですよ バーフバリとバラーラデーヴァっていうんですけど
— 越智 (@ochi__5) 2018年2月9日
※この時のバーフバリはシヴドゥの事です